エアコンをつけるとパワーダウン?

車は単にガソリンだけで走るものではなく、燃料ポンプやインジェクターなど電気系統のパーツの働きも必要になります。ですが、エアコンをつけるとコンプレッサーが作動して、これに大量の電気が使われるため、他の電気パーツの動きが鈍ります。
そのため加速が悪くなったり伸びが悪くなったり、さらには燃費にも影響するので、エアコンは上手に使いこなしましょう。

エアコンの仕組み

スイッチをオンすると、コンプレッサーによって圧縮されたエアコンガスが、半液体の状態になってコンデンサーという部分に運ばれます。そしてコンデンサーファンの風で冷却されてさらに液化されレシーバーに送られ、水分や不純物が取り除かれた後、エバポレーターで一気に気化されます。

気化したエアコンガスが周囲の熱を奪い、この冷却効果によってエバポレーターが冷やされ、そこにファンの風を通過させることで冷風となり涼しい風が出てきます。

このように、エアコンの作動にはあらゆる電気パーツが関わっていて、これらのすべてに電気が使われます。つまりスイッチを入れなければ、まるまるエンジンパワーに使われる電気が奪われてしまうので、いつもと同じように加速をしようとしてもスピードを出すことが出来ません。

快適な走りのための温度調節

せっかくのドライブですから、適度なスピードで走行するのはもちろん、燃費よく走りたいものですが、それを邪魔してしまうのがエアコンです。エアコンを入れるとパワーが落ちるので、さらにアクセルを踏み込まないと思うように加速してくれません。
そして、アクセルを踏み込めばスピードに関わらずガソリンを使うので燃費が悪くなってしまいます。

しかし、車内を快適な温度に保つためには、クーラーも欠かせません。そこで気をつけたいのが温度です。
エアコンは25度ぐらいに設定するのが一般的ですし、一度つけたらずっとそのままという方も多いのではないでしょうか。ですが、家庭用クーラーと同じで、設定温度を1°C上げるとその分送風のみの状態が長くなります。送風の時間が長くなったら、電気を使う量も減るのでパワーを復活させることができます。

もちろんアクセルを踏み込まなければ燃費も良くなるので、ムダな費用をかける必要もありません。ですので、エアコンの温度はこまめに変えるようにしましょう。

エアコンの使い方のちょっとした工夫は走りに大きく関係しますし、車内の空調もドライブを快適にする、決め手となります。メカニックに強い男は、それだけで魅力もアップするので、シチュエーションに合わせた走りと適切な温度を保てるようにしましょう。

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