エコタイヤの魅力

コマーシャルでもよく見かけるエコタイヤは、ネーミングからなんとなく環境に優しいと言うイメージがあるでしょう。ですが、どのような仕組みでエコなのか、どんなメリットがあるのかが分からないという方も少なくないようです。

どんなに良い商品でも、一般のタイヤよりはかなり高額になるので、それだけの価値が理解出来なければ普通は購入する気にはならないものです。
それなのに、専門店の店先にズラッと並べられ、注目度も高くなっているエコタイヤの魅力とはなんなのでしょうか。

エコ化の流れによって開発された商品

地球温暖化が叫ばれるようになって久しいですが、時代の流れはエコ商品の開発へと広がり、エコに関する商品の新しい市場も出来上がってきています。
この流れは自動車業界にも影響を与え、ハイブリッド車の開発・改良も急ピッチで進められています。そして、もう一つ開発されたのがエコタイヤです。

普通のタイヤは、走行中は車の重さによって凹んでしまうため、この形状を元の状態に戻そうとする力が働きます。この力が路面との摩擦になって、走りに抵抗がかかってしまいます。これを転がり抵抗と言い、燃費を悪くさせる原因にもなります。

エコタイヤは、抵抗を軽減させるシリカという原材料を使用しているので、路面と触れ合う面を制限し、転がり抵抗を減少させます。その結果、エンジンへの負担が大幅に軽減されて、さらに燃費が向上するという効果を生み出します。

ちなみに1L分のガソリンを燃費向上できれば、1本の松の木が1年間で吸収するのに相当する量の二酸化炭素を削減することが出来ます。
つまり、燃費が良くなるのはもちろん、名前の通り環境保護という観点から見ても大きな魅力があるということです。

エコタイヤの選び方

ブリヂストン、ミシュラン、ヨコハマタイヤなどあらゆるメーカーから発売されていますが、まず基準となるのは、日本自動車タイヤ協会によって転がり抵抗とグリップ性能を表示したラベリングです。これは、特徴である転がり抵抗がどれぐらい少ないかが視覚的に分かるので、専門的な知識がない人でも簡単に判断することが出来ます。

転がり抵抗の性能がA以上、グリップ性能がd以上であることが最低限の基準となるので、商品名やブランドに惑わされないようにしましょう。

次に、車に合わせたものを選ぶのがポイントになります。 セダンやクーペ、コンパクトカー専用のタイヤでは、"AA"や"AAA"が主流となってきています。ウエット性能も向上し、乾いた路面でのグリップ性も問題がないので、どれを選んでも問題ありません。
ミニバンやSUVの場合は、一般道路だけではなく雪道や未舗装道路での走行も、考慮しておきましょう。エコの表示がなくても、オールシーズン用で低燃費のものもいろいろ発売されているので、ラベリングをしっかりチェックしてください。

エコタイヤは燃費向上だけがクローズアップされていますが、環境にもエンジンにも、優しいという魅力があります。これは走り心地の良さ、車の性能維持にも関係してくるので、機会があれば購入を検討してみるのもいいでしょう。

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