エンジンオイルの重要性

車の速度を一定に保つことができれば、エンジンオイルの中に燃料や水が蓄積されることもなく、クリーンな状態を保つことができます。ですが、日本の道路事情ではずっと同じ速度で走るというのは不可能です。

信号や道路渋滞はもとより、道幅も狭いので加速と減速、停止の繰り返しとなるのが一般的です。こういった運転をしているとエンジンオイルが汚れてしまい、それがエンジン機能の低下にもつながります。

オイルが劣化する理由

街中で走る場合には、渋滞などが原因になることも多いですし、そもそも車を使っていればその分劣化するのですが、それだけでオイルの状態が悪くなっていくわけではありません。高速道路で走行を続けていると、エンジンオイルの温度が上昇するために粘度が低下して、エンジンとの摩擦が起こってしまいます。

このことから分かるように、温度によって状態がかなり変わるので、季節や環境によっても劣化が促進されます。特に、高熱の状態が続くと成分の変化が起こり、オイルの性能自体が下がります。
逆に温度が低すぎても、その状態で無理に車を動かしてしまうと、劣化のスピードが速くなるので気をつけなくてはいけません。

交換する必要性

エンジンオイルというのは人間の血液と同じで、心臓は血液が送られないと止まってしまうように、エンジンもオイルが運ばれなければ動かなくなってしまいます。きちんと細部まで運ばれるためには、量が十分にあるということも大事ですが、それ以上に重要となるのがオイルの状態です。

血液がどろどろになったら血管内に詰まってしまって、命に関わる病気が引き起こされることがあるのと同様に、オイルが劣化してどろどろになるとエンジンに行き渡らなくなってしまいます。

この状態のままで走行を続けていたら、エンジンに必要な分が不足してしまい、結果的に車の故障につながってしまいます。こうならないようにしっかりと管理をして、時期がきたらきちんと交換しなくてはいけません。

交換をするタイミングは?

いくら必要があるといっても、やたらと交換すれば良いということではありません。
まだ新しくサラサラの状態なのに入れ替えるのはお金のムダですし、環境汚染にもなるのでやめましょう。

基本的には走行距離によって交換時期が決まりますが、車種によっても違いがあるので、説明書を読んでチェックするか、整備士に確認をしておきましょう。
ガソリンスタンドでのサービスには、オイル状態チェックというのがあります。大して汚れてなくてもオイル交換を勧められてしまうから、と言って断る人も多いですが、自分でも確認できるので積極的に利用しましょう。

エンジントラブルは厄介な上に高額な費用もかかります。オイル交換はセルフメンテナンスの基本とも言えることですから、安全に長く乗り続けるためにも、重要性をしっかり認識しておきましょう。

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